東京・八王子で座禅の体験 人間禅 八王子禅道場 - 最新エントリー
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昨日は久しぶりに水曜静座会に参加し、11名の方(うち新到2名)が一緒に坐禅をされました。
新しく見えたのは、近所の若手の女性の方と、シニア世代の男性で立川にお住まいの方でした。
また若手の龍巖さんが初心の方に禅のレクチャーもしておられ、とても頼もしく思いました。
終了後は若手(龍巖さんTくん両名)とつけ麺屋で夕食を食べ、熱く歓談しました。
自分の生き方に真摯に向き合おうとする若者と、人生について真剣に語り合う時間は、
かつての多摩五葉塾を想いだし、このようなつながりが八王子でしっかり育っていけばと、私自身が有難く思います。
夜はWさんと一緒に宿泊し、朝は2炷香坐って解散しました。
朝の座禅はやっぱり良いものだと、改めて思いました。
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八王子座禅会の古江です。
相変わらずの寒暖差ではありますが、
座禅会が始まる夕方頃はいつでも涼しく、座禅にぴったりの季節となって参りました。
毎週の座禅会に参加すると、
禅東院さんのお庭の木々が色づいていく様子も見ることができます。

さて今回は、来週の土日に行う一泊集中打座会、夕食夜話会のご案内です。

【10月20,21日の行事ご案内】

○夜話会のご案内です。
20日(土曜日)の19時ごろから、夕食懇親会、「夜話会」を行います。
いつもは修行仲間として一緒に座っている皆さま方と
お酒とお料理を頂きながらお互いに自由に交流し合う夕食会です。
最近新しく来始めたという方も、ベテランの方も、どうぞお気軽にご参加ください。
素敵な出会いや素敵なお話が聞けまして、ぼくもいつも楽しみにさせて頂いております。
前回同樣、中央大学の座禅サークル五葉会の学生さんたちも参加予定です。
「座禅」という、あまり一般的とは言えない道を求めて集った方々は、
ユニークで様々なバックグラウンドをもった方ばかりで、
とてもおもしろいです。
前から話したかった人をつかまえて話すのもよし、
ひとりでしずかに庭をみながらお酒を飲むのもよしの、
自由な会ですので、ぜひご気軽にご参加くださいませ。
早朝の座禅付きで宿泊もできますので、お車の方もぜひ。

○一泊集中打座会のご案内です。
夜話会に合わせまして、一泊集中打座会も開催致します。
「打座会」と名前を変えさせていただきましたが、
「ひたすら座禅に打ち込む」といった印象が強くなりそうだとぼくが思っただけで、以前からの一泊集中座禅会と内容は同じです。

一泊集中打座会は、参禅や作務などはせずにとにかく長く座り込むという会です。
できれば毎日、細く長く座ることも大切ですが、
その一方で集中的に座禅に徹してみることも、とても良い修行になります。
思いがけず、自分の壁を破って自由快活な心持ちになれるかもしれません。
またいつもより長く、集中して座りますと、次第に深く深く心が澄んで落ち着いて行きます。
座禅の効果は一日経つとだいぶ薄れてしまうと言われていますから、集中的に座ってみることで、もう一段、座禅を深めることができるチャンスです!
毎週の2セットの座禅に慣れてきたという方、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
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土曜日の14時30分から、45分×4回ほど座禅をします。
日曜日は朝6時半から9時前まで座禅をし、
お時間のある方はその後クリエイトホールでの座禅会に向かい12時半ごろまで更に座りこみましょう!

途中参加、途中休憩など、自由ですのでご自分のペースで少しでも長く座禅をしていただけらと思います。
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また今回は、土曜日の18時ごろから、
仏道修行を行じる上での4つの誓いである「四弘誓願」について、
老師の書かれた資料を読みながら感想をすこし話し合う輪読会を、
45分ほど行いたいと思います。
みなさま方の座禅の修行が、また新鮮なものになるきっかけとなれば嬉しく思います。

【参加費】
座禅会のみ:一日300円
夜話会と座禅会:合計2000円(学生&主婦(夫)は1000円)
懇親会、座禅会、一泊:合計2000円(学生&主婦(夫)は1000円)
懇親会なしで宿泊のみ:1000円
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となります。
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【スケジュール】
●20日 土曜日
14:30 座禅開始(45分おきに休憩)
18:00 「四弘誓願とその展開」輪読
18:45ごろ みんなで夜話会準備(キムチ鍋とおつまみ予定)
        準備でき次第、開始
21:30 ごろ    片付け・銭湯・随時就寝
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●21日 日曜日
 06:00 起床
 06:30 座禅開始(45分おきに休憩)
 08:30 朝食(当日のメンバーでどうするか相談。食費は各自)
 09:00 解散、希望者はクリエイトホールでの座禅会へ。(12:30ごろまで)
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【今後の摂心会修行・一泊参禅会の日程】

12月5日(水)から9日(日)まで。
1月30日(水)から2月3日(日)まで。

老師のいらっしゃる一泊参禅会は11月17,18日にございます。

寒暖差の激しさはしばらく続きそうです。
どうぞお身体ご自愛くださいませ。

みなさまと座禅をご一緒できますのを楽しみにしております。
合掌 八王子座禅会 古江 翼 
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⑤後期型現代の背景として「未来は不確実で世界は限りなく残酷である」未来観の広がり。
・震災や原発事故、格差や不平等、資源や環境問題、など改善の希望が持てない社会。
・次々新しい出来事が起き、すでにあった問題は解決されずに忘れ去られ、社会的弱者は切り捨てられていく。小学校から競争社会、塾通い、格差。爆進する大量消費・娯楽社会。
・人工知能の発達やネット社会の広がり、新しい働き方、モデルがない、先の見通せない社会。
・「未来は不確実で世界は限りなく残酷である」という未来観を前に、「いま」を重視して生きていく傾向になりやすい現代の若者たち。「それならばとりあえず、いまは自分の好きなことをやろう」という考え方。(「自分が社会を変えていこう」という方向の意識は薄いと思う)
・「『いま』できることが、もうこれから先にはできなくなってしまうかもしれない」「未来はどんどん悪くなっていくのではないか」という感覚。
・未来に希望があり、前世代の生き方の見本に幸せを読み取れるならそれに向かって、「いまはつらくともがんばろう」と思えるが、自分の「いま」を犠牲に、我慢してまで将来に向かって頑張るだけの安定性、希望のある未来が感じられない。
・「未来や将来から目を背ける・逃げる」という感覚ではなく、そもそも未来を「どう生きるか」の判断材料としてあまり重視しないという感覚?前世代とは生き方の出発点から違うのではないか。
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【参加者】
会員:4名 如法、大愚、善宝、龍巌
一般: 9名

今回は、久しぶりの夜話会(夕食懇親会)と、宿泊可能の一泊集中座禅会を行いました。
1日目は14時半から45分×約4セット座り、夜話会に参加する方は18時からみんなですき焼き鍋の準備をしました。
久しぶりの夜話会は、中央大学の五葉会という座禅サークルから3名の大学生が参加してくれたこともあって、幅広い年齢層で鍋を囲んで話しました。
笑い話から人生に対する真剣な話まで、いろいろな話をして盛り上がりました。
「座禅をする人は少し変わったところがある」とはよく言われますが、そのおかげか他では聞けない話を聞けたり、大真面目な話もできたり、いつも楽しい会になります。
懇親会後は各自銭湯に行ったり、座禅をしたりと自由に過ごし、二日目は6時半から座禅をしました。
多い人は2日間で10セット分は座禅をできた人もいます。
まさに集中座禅会となりました。
他のお寺の座禅合宿や、本道場の摂心会修行とは異なり、ゆるめのスケジュールで自分のペース、やり方で座禅に集中できる会になったのではないかと思います。
月に一回程度の開催を予定しておりますので、みなさまどうぞご参加ください。
(なお毎週の定例座禅会とは異なる行事のご案内は、当道場のメールマガジンを中心に配信しております。もしメールマガジンへの登録をご希望される場合は道場の者にお申し付け下さい。)
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Ⅲ なぜ「心の根源」を求めるのか

●人の心は誰でも、生まれたときは平等で混じりけがなく純心そのものです。ところが、成長するにつれて、それぞれの置かれた環境や状況に強く影響を受け、知らず知らずに自己体験が心に蓄積され、形づくられていきます。そして、我見が生じ、予期しないあらぬ方向に向かってしまうこともあります。又、それぞれに迷い、悩み苦しめられることも、しばしば経験することです。

●禅の修行の目的は、座禅工夫を通じて、その湧いてくる感情の根底を尽くし、「心の根源」を明らかにする。長い間の業障のために忘れかけていた、生まれたときの純粋な心を取り戻す。そして、その後の修行によって、その心を鍛え磨き、自分の思うように自由自在に使いこなし、いかなる予期しない境遇に遭遇しても、揺るぎのない自己を形成し、納得した人生を送ることにあります。
≪関山国師≫ (妙心寺開祖)
国師の遺偈 『汝(なんじ)等(ら) 請う、 其の「本(もと)」(心の根源)を務(つと)めよ。(省略)葉を摘(つ)み、枝を尋(たず)ぬること莫(なか)れ。』
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「静坐による瞑想は仏教における基本的な修行法であり、坐禅の実践は禅宗に限られたものではない。」
「禅宗で最も重要なのは、釈尊の悟った真理を寸分違わず師匠から受け継ぎ、弟子に伝えて行くことである。但し悟道体験によって得られる真理は“不立文字”であって論理的な思考や言葉によって得られるものではない。釈尊は悟道してから涅槃に入るまでの49年間、数多くの教典を説いたとされるが、禅宗では“49年、一字不説”を主張しており論理を超えた“教外別伝”との立場をとり、真理の授受は悟道による“以心伝心”によってのみ可能としており、悟道した師匠の心にしか存在しないのである。ここに禅宗独自の伝灯の系譜が出来上がる必然性があった。」

・『禅』はインドでは28人に相承され、28代・菩提達磨が中国に禅を伝え、法を嗣いだ慧可から六祖慧能を経て、唐末から宗代にかけて展開する。その後、元代~明代初期(鎌倉~室町時代)、さらに明代末期~清代初期(江戸時代初期)に禅門が中国で最も隆盛を誇った時代であった。一方日本には、天智天皇の時代に、道昭が三蔵法師に学んで帰国し、奈良に日本最初の禅堂を建立する。その後平安末期から鎌倉時代に、栄西、道元等が中国に渡って学び臨済宗、曹洞宗として日本に伝える。また江戸時代には、中国、当時の明より隠元が来朝し、黄蘗宗を伝えるなどして日本で独自の発展をする。一方中国では清朝に入って禅宗は一時栄えたが、5代乾隆帝の時代に粛清を受け中国禅宗は去勢された。

・釈尊(紀元前500年頃):釈迦族の王子であった釈尊(ゴーダマシッダールダ)が菩提樹の下に坐して12月8日に明けの明星を見て悟道。
・摩訶迦葉(第1祖):禅宗における最初の師こそが釈尊であり、釈尊が弟子に対して行った伝法が「拈華微笑」と言う公案(無門関6)。ある日釈尊は弟子たちの前で華を手で持って差し出すが、仏弟子たちが訝る中、なぜか、これを見た摩訶迦葉(マカカショウ)だけが一人にっこりと微笑み、この瞬間釈尊の心から摩訶迦葉の心に正法が直に伝えられ、釈尊に印可されたと言う。これは心から心に直接伝えられると言うことから「不立文字」「以心伝心」などと形容された。ここから禅の伝灯が始まった。
・西天四七、東土二三:釈尊以後の禅宗の系譜はインドで28代、中国で6代続いたされる。
・菩提達磨:中国に禅を伝えた菩提達磨がインドにおける第28祖であり、中国での第1祖となる。520年頃、南インドの達磨は師の命を受け、中国に渡り中国の僧、慧可に法を伝える。
達磨は中国に来て最初に梁の武帝と対面した。その際の問答が「廓然無聖」さらに「不識」「無功徳」が知られる。武帝との対面が物別れに終わった達磨は長江を渡って北上し少林寺に入る。その際一葉の蘆に乗って長江を渡ったと伝説がある。少林寺に入った達磨は一言も口をきかず
黙ったまま九年間、壁に向かって坐禅し続けた。人は達磨を「壁間の婆羅門」と呼んだ<面壁九年>
・面壁坐禅:現在、日本では曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の3派の禅宗があり、曹洞宗は面壁坐禅であり、臨済、黄蘗宗は壁に向かない坐禅で対面坐禅と呼ばれている。釈迦は菩提樹の下で坐禅して悟りを開いたとされるが、勿論菩提樹の前には壁はなかった。それでは何故壁に向かうようになったのか。達磨の「壁観」を「面壁」と称すようになり、禅僧の坐禅を指すものとして用いられるようになったらしい。曹洞宗の道元は中国に留学中は面壁坐禅をし、現在の曹洞宗はそれを受け継ぐ。当時は臨済宗の僧も面壁坐禅をしていたようであったが、黄蘗宗は面壁をしておらず、江戸時代になって臨済宗も黄檗宗の影響を受け対面坐禅へと変わった。
・二祖・慧可:中国の僧、慧可が少林寺に達磨を尋ねて道を問うた。しかし達磨は黙ったまま取り合わなかった。そこで慧可は自らの左腕を刀で断ち切って求道の志を示した。慧可が自分の心が不安でたまらないので安らかにしてくれと訴えたところ、では、その安らかでない心をここに出してみよと求めた。慧可が不安な心はどこにも見つからなかったと答えると、達磨は言った、「ほれ、これで汝の心を安らかにし終わったぞ」この言葉で悟った慧可は達磨の法をついで東土の第二祖となった。
達磨から慧可に伝えられた法は、その後三祖僧璨、四祖道信、五祖弘忍、六祖慧能へと伝法が重ねられていった。
・六祖・慧能(唐、638~713):五祖は慧能に袈裟と鉢を授けて禅宗六祖とした。それから慧能を南方に逃し雌伏6年(676年)<六祖をめぐり、慧能と神秀の間で対立があった>、姿を現した慧能は院宗法師の涅槃経の講義を聞いた。夜になって一陣の風が吹き起こり、幡がはためいた。すると一人の僧が「幡が動いた」と言い、べつの僧が「いや、風が動いた」と言った。それを聞いた慧能が一言言った。「風が動いたのではない、幡が動いたのでもない。心が動いたのだ」これが有名な“風幡心動”の公案。
・六祖慧能の頃、645年には玄奘三蔵がインドより唐の長安に戻る。662年、道昭、唐で三蔵に学んで帰国し奈良に禅堂を建立する。日本の禅の初伝。(飛鳥時代)

参考資料;平凡社・日本のこころ239「禅宗入門」(2016)、NHKブックス35「禅―現代に生きるもの」紀野一義(1997)、講談社学術文庫「禅と日本文化」柳田聖山(1997)、『禅』誌2002~2016(多数)
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9月22日(土曜日)の18時から観月夜話会を行います。
ここ半年ほど行えていなかった夜話会が復活します。
これからはほぼ毎月、一泊集中座禅会と合わせて行いたいと思います。

また以前の夜話会のように、おいしい料理とお酒を頂きながら、八王子座禅会の個性的で面白いメンバーと自由にのんびり語り合いましょう。
毎週の座禅会では、他の参加者のみなさんとなかなかゆっくりとお話できる時間もないかと思います。
みなさんいろいろな想いや経歴を経て座禅会にいらしていて、他ではなかなか聞けない面白い話をたくさん聞くことができます。
座禅というつながりで、きっと良いご縁もできるのではないかと思います。
最近座禅会に来はじめたという方も、ぜひこの機会に座禅会メンバーと交流できたら嬉しいです。

中秋の名月の二日前ということで、今回は秋の風情と、きれいなお月さまを楽しむこともできるかと思います。
今回はすき焼き鍋にしたいと思います。アイデアも募集中です。
飛び入り参加、当日の持ち込みも大歓迎です。
事前の参加がわかっている方は、事前に言って頂けると食材の準備がしやすいので助かります。(座禅会のときに口頭で言って頂いても構いません)


また観月夜話会に合わせまして、一泊集中座禅会も開催します。
一泊集中座禅会は、参禅や作務などはせずにとにかく長く座り込むという会です。
できれば毎日、細く長く座ることも大切ですが、その一方で集中的に座禅に徹してみることも良い修行になります。
いつもより長く、集中して座りますと、次第に深く深く心が澄んで落ち着いて行きます。
座禅の効果は一日経つとだいぶ薄れてしまうと言われていますから、集中的に座ることでこれまでの限界を越えた心境を実感できるかもしれません。
毎週の2セットの座禅に慣れてきたという方、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

土曜日の14時30分から、45分×4回ほど座禅をします。
日曜日は朝6時半から最長14時半ごろまで、座禅をします。
途中参加、途中休憩など、自由ですのでご自分のペースで少しでも長く座禅をしていただいたらと思います。
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【参加費】
座禅会のみ:一日300円
夜話会と座禅会:合計2000円(学生&主婦(夫)は1000円)
懇親会、座禅会、一泊:合計2000円(学生&主婦(夫)は1000円)

となります。
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【スケジュール】
●22日 土曜日
14:30 座禅開始(45分おきに休憩)
18:00 みんなで一緒に夜話会の準備
18:45ごろ 観月夜話会(夕食懇談会)
21:30 ごろ    片付け・銭湯・随時就寝

●23日 日曜日
 06:00 起床
 06:30 座禅開始(45分おきに休憩)
 09:30 朝食(当日のメンバーでどうするか相談。食費は各自)
 11:00ごろから座禅開始
 当日の様子を見て随時解散。
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次回の夜話会、一泊集中座禅会の日時は未定です。
老師がいらっしゃって参禅ができる一泊参禅会は、11月17,18日(土日)になります。(前回お送りしたメールでは日にちが間違っていました。ご確認下さい。)
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【今後の摂心会修行の日程】
摂心会修行も引き続き行っております。
10月3日(水)から7日(日)まで。
12月5日(水)から9日(日)まで。
1月30日(水)から2月3日(日)まで。
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秋の虫の鳴き声も聞こえ始めましたね。
もうひと踏ん張り、暑い夏を乗り切りましょう!
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みなさまと座禅をご一緒できますのを楽しみにしております。
合掌 八王子座禅会 古江 翼 
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 数年の後、茶作りの匠達は、近衛家の取りなしにより帰参を許され、宇治に帰り、再び茶業に励む事になりましたが、茶づくりの匠であっても、宇治の支配者、権力者では無くなりました。戦乱の宇治の町からやゝ離れた木幡の辺りに存在した森氏が信長より禄(ロク)を受けて、以後宇治茶業を代表する人物となりました。
そして、丹波の国上(カン)林(バヤシ)郷を本拠とした土豪上林氏の一族のうち製茶技術をもって宇治に移住した上林加賀守久重の一家が戦乱による宇治の実力者達の混乱に乗じて急速に台頭して、森家と肩を並べるようになりました。
当時、森家は信長から知行三百石を与えられておりました。上林家は天正五年以後百五十石を与えられ、両者共に「宇治お茶頭取(トウドリ)」の地位に在り、相(アイ)拮抗(キツコウ)しました。信長と秀吉の時代、宇治茶業界を支配したのは森、上林の両家でした。森氏は家康の時代になって「お茶の間違い」を起こし、知行を召し上げられて没落しました。
 将軍家の飲用する碾茶(ヒキチヤ)は以前から白色がかったように仕立てたもので、利休の次の時代、織部時代に創製された碾茶は青味のある仕上げであった処から、白味がかったものが初(ハツ)昔(ムカシ)、青味のものが後(ノチ)昔(ムカシ)と命銘されました。将軍お召しのお茶ですから、何處の茶師も此の両者を最上品とする事に決めています。碾茶に銘(メイ)を付けるようになったのはこの頃からです。森家没落後の宇治茶業界は嫡(チヤク)流(リユウ)上林六郎家及び、一族の竹庵の後裔(コウエイ)である上林又兵衛家両者が、天領(幕府直轄領)とされた宇治の代官兼御茶頭取に任じられ、上林一族の独壇場となりました。
将軍家のお茶壺が宇治を出発する迄は、何人たりとも宇治から新茶を持ち出してはならぬという鉄則があったそうです。
幕府から預かる御壺三個と他に幾つかの壺がありますが、一つの壺は大判一枚と決まっていたようです。
幾多の災害、茶師の栄枯があっても、代官の上林家による宇治の施政(シセイ)、御茶師仲間の組織的活動はお茶壺道中と共に幕末、維新まで守り通されました。合掌
 (平成27年10月8日 第82回八王子支部摂心会における講話)
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クリエイト静座会を開催しましたので報告いたします。


        記

日時:平成30年8月19日(日)午前9時30分~11時

場所:八王子クリエイトホール9階和室

内容:静座3炷香(25分×3)

参加者:一般の方 8名  会員 加藤、臼杵、栗原

概況:
・新規の方は男性、女性一名ずつ参加されました。今回も紫光さんが参加され、聖侍をして頂きました。
・静座終了後の茶話会には松田大愚さんが来られ、参加者とお話をして頂きました。


栗原 
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「喝っ!」
こんなことを言われた日には、「すわ、何事ぞ!?」と皆がなる。
 新漢語林(第二版)では、「喝」の字義の一つを以下のように挙げている。
「禅宗で、言語や文字で表現できないときや、あやまった考えをしかって反省させるときに発する声。『カツ』と読む」
 私達は普段いろいろな習慣・考えに従って生活するものだから、たとえ誤っていても気付かず、また見直すこともほとんどしない。のめり込んでのめり込んで、にっちもさっちもいかなくなった時、外部からの働きかけがあって、「あぁ、この考え方は間違っていたのだな」とたまに気が付く。そういった塩梅。
そんな時、「喝っ!」と言われてみよ。
  双方に阿吽の呼吸があれば、「喝っ!」の対象にされた本人はようよう気が付く。
その時、右のようなサイクルを辿るであろう。仰天⇒疑念⇒見直し⇒修正。
修正の仕方は数多あろうけれども、禅はいたってシンプル。漢字一字で大方上記のサイクルを辿る。
数息観をしていてもいくらでも「野狐禅」になりうる。そんな時、老師からいただく言葉は有難い。必ずしも「喝っ!」という言葉ではないが、気付かせてもらえる。禅は深山幽谷に一人っきりで籠って行うものではない(一時的には必要であろうけれども)。仲間とともに修行するのである。
平成三十年葉月
翠珠記ス
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